Category Archives: 空き家の基本知識

0912月/16

不動産の価値は誰がどう決める?

不動産の価値を決めるのは誰だかご存じですか。市場での基本は売り手(貸し手)と買い手(借り手)です。売り手(貸し手)と買い手(借り手)が合意できる金額や条件があればそれで決まります。

これとは別に客観的に不動産の価値を決める人がいます。不動産鑑定士です。不動産鑑定士が自由に決めていいかというとそうではありません。一定の基準に基づいて鑑定評価します。

国土交通省は不動産鑑定士向けに「不動産鑑定評価基準」を設けています。空き家もこの評価基準に基づいて判断されるわけです。

それによると、不動産の種別(宅地地域、農地地域、林地地域など)や土地の種別(宅地、農地、林地、見込地、移行地など)が定められています。まず大きな分類をするわけです。

不動産の類型はこんなふうに定められています。

【宅地】更地や建付地、借地権、底地、区分地上権など

【建物およびその敷地】自用の建物およびその敷地、貸家およびその敷地、借地権付き建物、区分所有建物およびその敷地など

特定の不動産に対して不動産鑑定士はこの大分類のどこに当てはまるかまず考えます。

広島県内をはじめ各地で増えている空き家ですが、空き家だから価値が低いということにはなりません。と同時に、これがややこしいというか結局市場に任せるしかないのですが、売り手(貸し手)と買い手(借り手)の合意が重要です。空き家の場合は売り手(貸し手)より買い手(借り手)の意向が重要ですから、買い手(借り手)がどんな不動産(空き家)を求めてるか、買い手(借り手)の立場に立ってみることが必要です。