Monthly Archives: 3月 2016

313月/16

広島県内の空き家問題(4)

広島県内で空き家の数が多い自治体は以下の通りです=総務省の調査(平成25年度)による。

(1)広島市

(2)福山市

(3)呉市

(4)東広島市

(5)尾道市

(6)三原市

(7)廿日市市

(8)三次市

(9)江田島市

(10)庄原市

(11)府中市

(12)安芸高田市

(13)北広島町

(14)大竹市

(15)竹原市

(16)府中町

(17)海田町

(18)世羅町

(19)熊野町

空き家率で見てみると、順番が異なります。

(1)江田島市

(2)北広島町

(3)世羅町

(4)呉市

(5)安芸高田市

(6)竹原市

(7)庄原市

(8)府中市

(9)尾道市

(10)大竹市

(11)三次市

(12)三原市

(13)東広島市

(14)海田町

(15)熊野市

(16)広島市

(17)福山市

(18)廿日市市

(19)府中町

とはいえ、です。ここに挙げたものはあくまでもデータです。「実家が空き家になっているけれど、広島市内だからほかにも空き家がたくさんあるから、まぁいいか」というわけにはいきません。「実家が空き家になっているけれど、実家がある佐伯町は上のリストに出ていない。ということは佐伯町は空き家が少ないわけで、だったらうちの実家が一軒くらい空き家になっていてもまぁいいか」というわけにもいきません。

なぜなら、空き家は個人の思い出と歴史が詰まった大切なところですし、万一放火されるなどしたらご近所に迷惑をかける危険性があるからです。

 

293月/16

広島県内の空き家問題(3)

広島県内の空き家の約74パーセントが木造です。日本古来から木造の建物に親しんできた日本ですが、空き家が木造となるといろいろな問題を生じてくる可能性があります。

端的に申しますと、火事の心配です。木造住宅は火の周りが早いですし、住宅街の場合は周囲に延焼する危険性が出てきます。ご近所に取り返しのつかない迷惑をかけてしまう危険性があるということです。さまざまな地域で空き家問題が浮上していますが、別の見方をすると、火事のような事態を避けたいということでもあるのではないでしょうか。

木造住宅の場合、屋根瓦が強風で飛んだり、腐食で壁が崩れたり、という心配もあります。屋根瓦が飛んで通行人に当たってケガを負わせたり、ほかの建物に当たって壊したり、という問題が起こりうるのです。

さらに言うと、木造住宅が空き家で放置されていると景観上気持ちのいいものではありません。その地域に流れる空気を何となく乾いたものにしてしまう要因になり得ます。

こうしたこともあり、木造住宅の空き家は喫緊の課題であり、早急な管理はご近所さんへのマナーでもあるのです。

213月/16

広島県内の空き家問題(2)

総務省の調査データによると、広島県内の空き家率は増加傾向が続いています。5年ごとの調査では、1983(昭和58)年から毎回2万戸ほど増えてきました。しかも、全国平均を上回る勢いで増えているのです。

この状況に広島県は危機感を抱いており、関係機関や関係業界と連携を取っています。

とはいえ、空き家は個人資産ですので、結局は個人個人が何らかの対策を講じることが基本です。

空き家を放置することでさまざまな危険性が生じます。例えば、放火の危険性が挙げられます。火事は周囲への延焼を招く恐れがありますから、「迷惑」では済まない結果をもたらしかねません。また例えば、不審者のたまり場になる危険性もあります。そうなると地域の治安や安全を脅かす状況を招くことになります。ゴミの不法投棄の場になると、近所への悪臭という悪影響を及ぼすことになります。瓦が破損したまま放置すると台風や強風の日に飛んでしまって人をケガさせてしまったりほかの住宅を傷つけたりすることも起こり得ます。

空き家の危険性は空き家一戸では済まないのです。このために、空き家を放置しないことが強く求められています。

103月/16

広島県内の空き家問題(1)

広島県では空き家の増加が問題になっています。この原因としていくつか挙げることができます。

まず、人口の減少傾向です。これは広島県に限った話ではありません。日本全体で人口減が始まっており、このために日本全体で住宅が過剰状態になってきているのです。

次に、人口が首都圏や京阪神に集中する傾向を挙げることができます。広島県などの地方都市から就職をするために首都圏や京阪神に人が移動しているのです。

欧米では家を大事に扱い、長く使うことが一般的です。古いものに価値を見出す欧米と異なり、日本は新しいものを好む傾向があります。これは住宅にも当てはまります。いきおい中古住宅は大切にされず、借り手がなく、取り壊すには費用がかかるということで、放置されることになってしまうわけです。

以上のような複合的な背景から空き家が増えてきました。空き家は今後も増えていきます。

なお、広島県の空き家は22万1300戸で、全国で11番目の多さです(総務省の平成25年住宅・土地統計調査速報による)。