20年前に比べて空き家が倍増したという記事が出ていました。2017年12月3日付の『毎日新聞』(東京本社版)です。

 特に一戸建てが多く、「社会問題化している」と記事は指摘します。空き家の問題は深刻です。記事では
・地震などの災害での倒壊
・火災
・犯罪に悪用される
 の3つを挙げていますが、「犯罪に悪用される」というのは刑務所からの逃走犯が空き家を“活用”していたので、すでに起きているわけです。

 従来の空き家情報は各地の自治体に任されていたのですが、それでは一覧性や網羅性に欠けるということで、国土交通省は新たに「全国版空き家・空き地バンク」を構築しています。空き家情報を一元管理するわけです。

 そうすることで、空き家の売買が促される可能性があります。古民家カフェなどが人気を集めていますから、空き家になってもきちんと管理しておくことで売却の可能性があるのです。

 国も空き家の流動化(売買)を進めていますから、その流動化に乗るためにはふだんの維持管理が重要です。いくら古民家が人気だと言っても朽ち果てたりかび臭かったり木材が腐ったりした一軒家に魅力を感じる人はめったにいないでしょうから。