184月/17

シェアハウスや民泊としての活用

広島県内でも増えている空き家。空き家だからこそ定期的な巡回見回り維持管が重要であることをこのサイトで言い続けてきましたが、『週刊SPA!』3月14日号は空き家の“活用法”を書いています。

何でも、都内の雑居ビルの空き室をシェアハウスにしたり民泊にしたりしているという話です。「それならごく普通のことでしょ」と思うかもしれませんが、実はこれ、雑居ビルの所有者に無断で勝手に“活用”しているのです。お客さんは主に中国人だそうですが、これで月額200万円の収入。とはいえ、無断で使っているのですから犯罪行為です。

なぜこんな“活用”ができるのかというと、
(1)雑居ビルの所有者が無関心
(2)巡回見回り維持管理をしていないからバレない
(3)需要がある
ということですね。

東京だけに通用する“活用”法ではないでしょう。県都広島市は人口100万人を抱えています。観光客も大勢来ます。こんな広島ならシェアハウスとしても民泊としても活用できないわけがないのです。

空き家を「負の財産」と見るのではなく、お金を生み出す「正の財産」と見ることで、活用法がいろいろと浮かんでくるのではないでしょうか。

114月/17

広島県の空き家を活用するために所有者が頭に入れておくべき基本情報

『週刊エコノミスト』4月4日号は「ハウジングプア」と題する特集を組みました。表紙には首都圏の空き家予備軍ランキングとしてワースト1位から3位の自治体名を挙げています。

注目すべきは「都道府県別の戸建て空き家予備軍」の表(31ページ)でしょう。「地方都市で、高齢化率と比べて戸建ての空き家予備軍の割合が多い都道府県」と「全国平均よりも、高齢化率が高く、かつ戸建ての空き家予備軍の割合も多い都道府県」、「大都市圏で、高齢化率に比べて戸建ての空き家予備軍の割合が多い都道府県」を抽出していて、広島県は最初の「地方都市で、高齢化率と比べて戸建ての空き家予備軍の割合が多い都道府県」に入っています。

この特集では空き家の現状についての解説や分析が中心ですが、空き家を住宅困窮者の住まいに活用する「住宅セーフティネット」が紹介されています。バリアフリーや耐震化をする際の融資を国は考えていくことになりそうです。

だとしたら、広島県内に空き家を持つ所有者はそういう動きを見据えながら維持管理をしていくといいでしょう。空き家の活用が日本全体で始まった時にすぐに対応できるよう、日々の巡回見回りや維持管理は欠かせません。もちろん自分でやるのが一番いいのですが、自分でできない場合は専門業者に任せることが大事です。 

201月/17

空き家のご近所さんにごあいさつを

空き家の所有者は空き家の周辺のご近所さんにごあいさつしているでしょうか。「ご近所さんとお付き合いがあったのは親の代だから」とか「私は全く縁がない土地だから」という理由で、ごあいさつしていない人が案外多いのではないかなと推測します。

これ、どうなんでしょうね。逆の立場で考えてみてほしいところです。あなたがご近所さんで、隣に空き家がある、と。その空き家の所有者がごあいさつに来てくれたことがあって、顔も分かっているというケース。もう1つはあいさつもない、顔も分からないというケース。どちらがいい印象でしょうか。

言うまでもなく前者ですよね。人間、やっぱり顔を見ることが基本です。所有者がどんな人か知っているというだけで安心感があります。

空き家の所有者ではなく、維持管理(見守り)を請け負っている専門業者があいさつに来て、連絡先が分かっていて、というケースでも安心感は生まれます。

こうして考えると、空き家問題は「家」という「物」の問題ではなく、「人」の問題なのかもしれません。空き家の所有者の顔が見えないからご近所さんは不安を抱く。でも、所有者や維持管理業者の顔が見えればご近所さんは安心感を抱く。そういうものではないでしょうか。

広島県内で空き家を持っている所有者のみなさん、いかがですか?

 

181月/17

空き家管理が必要なワケ

広島県内でも増える空き家。所有者も近隣も自治体も困っています。所有者の多くが「とりあえず現状維持」ということで放置してしまうケースが少なくないようです。

しかし、人が住まないと家屋は痛みます。空き家を賃貸や売却に出すことが将来あり得るのでしたら、現状維持という名の放置はオススメできません。

借りたい人が雨の日に物件を見に来て、雨漏りしていたらそれだけでアウトです。電気がつかなかったら魅力を感じてもらえないでしょう。水道水が濁っていたらドン引きされるに違いありません。蜘蛛の巣が張っていたら気味悪がられます。賃貸にせよ売却にせよ、これではせっかく空き家を見に来たお客さんが借りたい買いたいという気持ちになりません。

空き家に関する本が最近いろいろ出版されています。そんな本の中には「ババを引く」という表現で、適切な管理ができていない空き家に手を出さないようアドバイスしています。

だからこそ空き家は普段の維持管理が重要なのです。お客さんが見に来たときでは遅いのです。

お客さんの目線で、というより、自分ならこの空き家に住むか、この空き家を買うか、という視点でチェックしていけば、気になるところが出てくるものです。宣伝めきますが、そんなときに必要なリフォームなども弊社はお引き受けできます。幅広く対応できるのが弊社の特徴です。

161月/17

空き家問題は所有者が解決するしかない

広島県内でも増えている空き家について、行政機関がいろいろな打開策を検討しています。予算をつけることもあります。

そこで、空き家の所有者の中には「行政が何とかしてくれる」「国がそのうち助けてくれる」などと期待してしまう人がいるかもしれません。しかし、このような期待はしないほうがいいのです。少なくとも、所有者にとって大きなプラスになる施策が出てくることはないでしょう。

なぜなら空き家の増加は広島県内のみならず全国的な問題だからです。しかも空き家は増えています。予算をつける余裕はほとんどありません。空き家問題に関わる行政の担当者は少ないはずです。ということは、行政が積極的に関与できることには限りがあるということです。地方自治体の中には空き家問題打開のために予算を組むところがありますが、この予算は永遠に続くわけではありません。たいていが期間限定です。

ここで話を戻します。空き家問題を解決するのは所有者なのです。どう解決するか、これは所有者の状況や空き家の具合によって異なります。したがって個別具体的に検討していくものなのです。1つだけ言えることは「とりあえず現状維持」や「とりあえず様子見」は百害あって一利なしだということです。なぜなら放置すれば家屋は明らかに老朽化するからです。

 

 

131月/17

空き家を悪化させるのは現状維持

実家が空き家になった。さてどうしよう――。問題が起きたとき多くの人がやってしまいがちなのが「現状維持」つまり「何もしないで、とりあえず様子見」という態度です。

人が動く基準に緊急性と必要性があります。例えば、台所から火が出た場合、急いで消さなければ自宅のみならず近所に延焼してしまって大変なことになります。緊急性と必要性があるわけです。だから大急ぎで火を消したり119に電話をかけたりする行動を取ります。

これに対して、緊急性がないのが空き家でしょう。何とかしなければならないという必要性は感じていても、緊急性がないので「とりあえず様子見」という「現状維持」をやってしまいがちなのです。

広島で増えている空き家問題の場合も当てはまるように見えます。つまり所有者にとって空き家をどうするか考える必要性があることは分かっているけれど、今すぐに手を着けなければ大変なことになるというような緊急性は感じていないのです。だから行動につながらないわけですね。

しかし、この現状維持、とりあえず様子見、という態度が空き家を確実に悪化させていきます。家屋の傷みが目に見えるようになってからでは遅い、つまり修繕に余計な費用がかかってしまうのです。

空き家の維持管理は先手必勝です。

111月/17

空き家にお宝が眠っている?!

先日のNHKで実家や空き家に“お宝”が眠っていることがあるという話をしていました。広島県内で空き家を持っている人の中には「見た!」という人もけっこういるのではないでしょうか。

空き家問題はあまり明るい話になりにくいものですが、“お宝”となると明るい話です。

実家や空き家には、古い物がたくさん残っているはずで、それらを引き取る業者がいることとけっこうなお金になる可能性があることが実例で紹介されていました。番組では掛け軸か何かが30万円以上の値打ちがあると買い取り業者に判断されていました。ほかにも昔のミニカーなども買い取り価格がきちんとつくのです。

空き家をどうするかと考えている人や迷っている人は、まず買い取り業者に来てもらって、売れる価値のある物を判断してもらうといいかもしれません。私たちにとって価値のない物でも、目利きの人が見れば高額で売れる物があったりするのです。

買い取り業者に来てもらう方法のほかに、自分でインターネットの販売サイトに登録して自分で売る方法も紹介されていました。スマホで写真を撮って、簡単な説明を書いて、専門のサイトにアップするだけ。例えばヤフーオークションなどに出品してみてもいいのではないでしょうか。

親から譲られた実家や空き家をマイナスの目で見るのではなく、換金できる物がある“宝の山”として見れば、家に対する見え方が180度変わるに違いありません。

061月/17

火事の恐ろしさ

糸魚川市の大火、ひとごとではないと感じました。出火元は中華料理店で、フライパンの空だきが原因のようですが、火が出たら一軒で済まないことがよく分かります。木造住宅はよく燃えますから、あっという間に大事な財産が消えてしまうのです。自分の住居だけならまだしも、周囲の住宅も延焼させてしまったら、本当に大変です。

広島県内で増える空き家に対する近隣の不安の1つがこれです。空き家から火が出るわけがないと思う人は甘い! 不審者が侵入して火をつけることがあり得ますし、外部からの放火もあり得ます。人が住んでいない空き家はスキだらけ。そのスキを狙ってくる不心得者がいるのです。

失火法という法律で、火元は責任を負うことはないと明記されています。この法律が制定された当時の日本の家屋は木造ばかりでしたから、火が出たら瞬く間に延焼してしまうので、とてもではないけれど責任を負わせるのは現実的でないという意味があります。とはいえ、重大な過失がある場合は責任を課すことも記されています。

空き家を放置した揚げ句に火事になった場合、重大な過失に該当するかどうか、司法は個別具体的な判断をすることになるでしょうが、いずれにしても火元の責任を負い続けることになるのは変わりません。

自分が所有している空き家から火が出て延焼してしまったという事態を招かないためにも、普段の維持管理が重要です。

2812月/16

空き家の町内会費

広島県内に空き家を持っている所有者が悩む問題の1つに「町内会費をどうするか」があるようです。地域によって、あるいは町内会の役員によって、空き家の所有者に町内会費の支払いを求めるかどうか、考え方が違うようですが、「払って」と求められた場合に悩んでしまうことがあります。

そこに住んでいればまだしも、誰も住んでいない空き家なのに、町内会費を払う必要があるのか、ということです。

結論から申しますと、払えるなら払うほうがいいでしょう。

人が住んでいない空き家であっても、空き家がそこに建っている限り、ご近所さんが気にするものだからです。不審者のたまり場になっていないか。不審火が出ないか。瓦が飛んでいないか。こんなことを見るとはなく見ているのがご近所さんで、それだけお手数をおかけしているわけです。

町内会費を収めておけばご近所さんにお任せしていいわけではありません。しかし、町内会費を払うことでその地域への感心を抱くことにつながりますし、責任を感じる動機になることもあるのではないでしょうか。

空き家がある地域に誰も住んでいないからという理由でお金を出さないドライさは、この日本では全く評価されません。町内会費はそれほど高くありません。気持ちよく支払いたいものです。

2612月/16

古い家屋は人気がない?

空き家になるのは家屋が古いからでしょうか。新しい家屋なら空き家にならないのでしょうか。

答えは「ノー」。古い家屋だから買い手や借り手がいないのではありません。それが証拠に京都を見てください。古い家屋を宿泊用に貸し出しているところがたくさんあります。外国人だけではなく日本人も泊まっています。古さはマイナス要因ではなく、“武器”になるのです。

試しに「古民家 宿」で検索してみてください。日本各地に古い家屋を生かした宿があることが分かります。このような傾向を知っていれば、広島で空き家になっている実家をどう活用するか考える際に「壊す」以外の選択肢があることが見えるはずです。

空き家でも壊したらおしまい、もう一度建てようとしたら大変な費用がかかります。だからこそ、今目の前にある空き家を活用する方法をまず考えるほうがいいのです。

かやぶき屋根の古い家屋、大歓迎。畑付きの古い家屋も大歓迎。囲炉裏のある古い家屋も大歓迎。交通不便な山奥の古い家屋も大歓迎。どれも“武器”になるのです。

広島市内の空き家なら「交通便利」が強みになりますし、呉市や廿日市市の空き家なら「田舎のロケーション」が強みになるのです。

実は空き家の所有者が強みに気づいていないことがけっこうあります。